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雑誌コードについて
コード体系
定期刊行物コード(雑誌)の概要
(1) 定期刊行物とは
- 定期刊行物とは、一定期間を置きながら同じ標題で発行する連続刊行物で、雑誌・新聞などを指します。
(2) 定期刊行物コード(雑誌)とは
- 販売(POS)や物流などにおいて、定期刊行物を識別するために最小限必要な情報をJAN コード体系に準拠して表現したものです。雑誌を対象とするため「定期刊行物コード(雑誌)」と呼ばれます。
- 対象となるのは、週刊誌・隔週刊誌・月2回刊誌・月刊誌・隔月刊誌・季刊誌・臨時増刊号・別冊などです。
- 定期刊行物コード(雑誌)を雑誌に表示する場合は、雑誌コードの取得及び、定期刊行物コード(雑誌)の登録申請が必要です。
手続きについては雑誌コードの登録と手続きについてを参照して下さい。 - なお、雑誌扱いコミックスとムックのバーコード表示は、2段型の書籍JAN コードを使用します。
(3) 定期刊行物コード(雑誌)体系
- JANコードに準拠した13桁のコード体系[以下、JAN コード(準拠)]に、価格を表現するための5桁のアドオンコードを付加し、合計18桁で構成されています。
コード体系【JANコード(準拠)+アドオンコード体系】
表示項目①~⑧の説明
- ① 491
- フラグ=定期刊行物コード用フラグ 3桁
- ② 0
- 予備コード1 1桁(当面雑誌は『0』を使用します)
必要に応じて以下への対応も視野に入れています(現時点では未定)
⇒雑誌コード5桁が満数になった場合
⇒新聞その他の定期刊行物においてコードを使用する場合 - ③ Z1Z2Z3Z4Z5
- 雑誌コード5桁
取得している雑誌コードを使用します。
新しい雑誌コードが必要な場合は別途取得して下さい。 - ④ V1V2
- 号数 2桁
雑誌の「号数」あるいは「月号」を2桁で表示します。
週刊誌、月刊誌は発行月を表示します。 - ⑤ Y1
- 年号 1桁
年号は西暦の下1桁を表示します。(例)2005年 → 5
10 年毎にJANコード(準拠)が重複しますが、そのままの表示をします←詳細は下記*注を参照 - ⑥ C
- チェックデジット 1桁
定められた計算式によって算出された数字を表示します。
計算式についてはチェックデジットの計算方法を参照して下さい。 - ⑦ 0
- 予備コード2 1桁(当面雑誌は『0』を使用します)
必要に応じて以下の対応も視野に入れています(現時点では未定)
⇒非再販商品対応(時限再販及び部分再販など)
⇒消費税、その他の対応 - ⑧ P1P2P3P4
- 本体価格 4桁
本体価格を円単位で表記します。
(例) 838円 → 0838
本体価格が10,000円以上の雑誌は全て”0000”と表記します。
(例)15,000 円 → 0000
アドオンコードのチェックデジット
アドオンコードのチェックデジットはバーコードには表記されません。定められた計算式によるチェックデジットを、バーコードの表示方法であるパリティの組み合わせで検算する「パリティチェック方式」が採用されています。計算式については「チェックデジットの計算方法」(2)アドオンコードのチェックデジットの計算方法を参照してください。
*注
2004年より西暦1桁目をJANコード内に組込む運用が開始され、10年経過の2014年を迎えるにあたりJANコードが重複する問題(下記事例)について管理委員会にて検討しました。
≪事例≫ 雑誌『A』… 2004年7月号 JANコード(準拠)=491 0 09971 07 4 1
雑誌『A』… 2014年7月号 JANコード(準拠)=491 0 09971 07 4 1
(但し、重複する雑誌は2004年6月から同じ雑誌コードで現在も休刊することなく刊行が継続している定期雑誌の本誌及び、その増刊別冊の『バックナンバー』に限定されます)
検討した結果、定期刊行物は販売期限が決められており、重複するバックナンバーの発生頻度は極めて低いことから現行の西暦1桁目の運用を継続することになりました。